「習慣で人生は創られている」
この言葉を聞いて、あなたはどう思われるでしょうか?
毎朝7時に起きる。いつも12時にランチをする。嫌なことが起きるといつもネガティブな気持ちになってしまう。など、これらは全て習慣です。
「習慣」を辞書で引くと、『長い間それを繰り返して行うことで、あたかもそうすることが決まりのようになったこと』という内容が出てきます。意識せずに無意識で、自然にやってしまう行動のことです。
そして、あなたの行っている様々な習慣の結果が、今の現実を作っています。
ということは、この習慣を変えることで、現実が変わってくる、あなたの目標や夢の実現により繋がっていきます。
今回は習慣の大切さ、適切な習慣とは何か、そして習慣を変えていく方法についてお伝えさせていただきます。
習慣で人生は創られる
あなたは毎日どんな1日を過ごしているでしょうか?
決まった時間に起きて、決まった時間に朝食を摂って、決まった時間に出勤して、決まった時間にランチをして、決まった時間に家に帰ってきて、決まった時間に夕飯を食べて、お風呂に入って、決まった時間にスマフォ見て寝る。
もし、あなたの毎日を動画に撮ったら、毎日が同じような内容になるのではないでしょうか?
このように、毎日何気なくやっていること、無意識にやっていること、これらの習慣によって1日が創られ、1週間が創られ、1ヶ月、1年、一生が創られます。
ですから、あなたの毎日の習慣があなたの人生を創ります。
では、毎日の習慣を変えるとどうなるでしょうか。
毎朝7時半に急いで起きて、あれやこれやとドタバタした朝を過ごし、急いで出勤し、職場でもドタバタしている。そんな毎日から、
毎朝5時に起きて、落ち着いて用意をし、30分間読書したり学ぶ時間に使い、家族と今日一日どう過ごすのかをシェアしながらの朝食、そして出勤する。このような毎日を続けて、1年後、3年後、朝ドタバタな人と朝落ち着いて過ごす人の人生はどうなっているでしょうか?
このように、毎日の習慣があなたの人生を創ります。ですから、毎日どんな習慣をしているのかが重要になってきます。
成功者が身につけている5つの習慣
では、どんな習慣が必要なのでしょうか?
習慣といってもたくさんあって、目標によっても様々で、何をしたら良いのか、今の自分に何が必要なのか、と悩む方も多いでしょう。
ここでは、年収数億円以上の成功者と呼ばれている人達が共通して実践している5つの習慣についてお伝えします。
起床後に水を飲む
朝、コップ一杯の水を飲むことで頭がスッキリします。人は寝ている時にも汗をかくため、起きた時は血液が水分不足の状態でドロドロになっています。血液がドロドロだと血流が悪くなり、酸素や栄養が脳の隅々まで行き届かず、頭がボーッとした状態になります。これでと、生産的な行動や冷静で適切な判断が難しくなります。
ですから、朝起きた時に水を飲む習慣が必要です。ドロドロの血液をサラサラに血流を良くして、酸素と栄養が脳の隅々まで行き渡り、頭がスッキリします。
起床後の運動
起床後の運動も頭がスッキリして、朝からエネルギー全開の状態で1日をスタートさせることができます。心拍数が上がるような運動(早足のウォーキングなど)を行うことで、血流が上がり、体全体に酸素と栄養が回り、頭がスッキリします。体温も上がるため、身体が活動的になります。
このような状態になれば、その日1日の生産性は高まり、活動的になることができます。
良質な食事
人の身体は食べたもので作られます。これの脳も同じです。良質な食事をすれば、良質な脳と身体を作ることができます。反対に質の悪い食事をしていると、質の悪い脳と体が作られてしまいます。そして、毎日イライラしやすかったり、常に眠気と戦っているような状態になってしまいます。こんな状態では、生産的な活動はできません。
まずは、質の悪い食べ物を食べないようにしていきましょう。代表的なモノとして、添加物やトランス脂肪酸(マーガリンやサラダ油など)、精製された炭水化物や甘いものは避けましょう。
学ぶ習慣
歴史に名を残している人や成功者と呼ばれている人達は、常に学び続けています。少しキツくいうなら、あなたの世界は知らないことだらけです。そして、この現代社会は今まで以上に急速に進んでいます。新しいことを学ばずに「現状維持」としていると、遅れてしまいます。ですから、常に学び続ける必要があります。本やYouTube、ブログやセミナーなど学べる媒体はたくさんありますから、ドンドン学んでいきましょう。
早起き
「やっぱりきたかぁ」と言われそうですね。これまでの4つの習慣を行うためにも朝早く起きることが必要です。早起きをすることで、その日1日を有効的に活用することができます。特に、朝の時間帯は一番脳が活性化します。そんな朝の時間帯に目標達成に必要な課題に取り組めば、ドンドンと達成に向けて進んでいくことができるわけです。
それに、早起きすることで生活習慣も整いますので、心身の健康にも繋がってきます。
習慣を変える3つのポイント
ここまでの話を読んで、習慣の大切さや適切な習慣はわかったけど、どうやって習慣を変えていけばいいのか、と気になった方もいるかもしれません。また、過去に新しい習慣を取り入れようと思ったが続かなかった方もいるかもしれません。
多くの方は、間違った習慣の変え方で取り組んでしまっています。そのため、継続することが出来ずやめてしまい、何も変わらない結果になっています。
ですから、ここでは誰でも簡単に習慣を変えられる3つのポイントについてお伝えします。
スモールステップ
「痩せるために1時間運動しよう」と思って数日は続いたが、気づいたらやめていた。「明日から5時に起きるぞ」と言って、目覚ましはかけたものの翌朝、目覚ましのスヌーズと格闘して、結局いつもと同じ時間に布団から出てしまった。このような経験はありませんか?
このように「やろう」と思ったけど続かないのは、課題が大きすぎるからです。普段運動していない人が急に1時間も運動するのは困難です。毎日7時半に起きている人が急に5時に起きるのは身体がびっくりして不調になる人もいます。
ですので、習慣を変えるポイントの1つ目は【スモールステップ】です。小さくて簡単にできる課題から始めることです。運動なら、まずはジャージに着替えて外に出て深呼吸をすることだけから始める。早起きなら、いつも7時半に起きていたなら次の日は7時15分に起きる、という感じです。
そして、1週間ほどやって慣れてきたら、小さな課題をプラスする。家の周りを一周する、7時に起きる、という具合です。
このようにスモールステップで行うのがポイントの1つ目です。
時間を決める
ウォーキングを今日は朝の6時半からやって、明日は夜の20時からやって、明後日はランチの後にやって、となると習慣にしやすいでしょうか。これは習慣にするのは難しいです。ランチは12時に食べる、とほとんどの方が持っている習慣です。ですが、「ランチを6時にしよう」「やっぱり16時にしよう」という方はいないですよね。それに何か変な感覚になりますよね。
ここでの習慣を変えるためのポイントは【時間を決める】です。
運動なら朝6時から30分、読書は夜10時から30分、というように時間を決めておくと予定も立てやすいですし、12時になったら「ランチ何食べようかな」と考えてしまうように、時間になると自然とその行動に意識が向くので、時間を決めておくことが必要です。
ご褒美をあげる
人の脳には「快楽を得たい」というプログラムが設定されています。ですので、人は快楽(報酬)のために行動します。「運動後のビールが最高に美味いからランニングしよう」「家族と楽しい旅行に行きたいから、頑張って働こう」「幸せな家庭を築きたいから婚活しよう」というふうに人は快楽のために行動します。
ですので、新しい習慣をつける時にも自分への報酬をあげることで行動が加速されます。1週間早起きできたら日曜日は2度寝していい、とか、1ヶ月運動を続けられたらラーメンの全部盛りを食べていい、とか。
このように自分へのご褒美をあげることが習慣を変えるポイントの3つ目です。
まとめ
いかがでしょうか?
今までと同じことをしていれば、同じ結果にしかなりません。目標達成も同じです。今までと同じ習慣で1日を過ごしていれば、これまで以上の目標は達成することはできません。これまでより高い目標を掲げたら、それに合わせた習慣を身につけていく必要があります。
是非、今回の内容を参考にしていただいて、あなたの高い目標の達成につなげていただけると嬉しいです。
最後まで読んでいただき、ありがとうございます。